幸福実現党の分析

幸福実現党が選挙で勝つ為に様々な数字を分析する

幸福実現党の組織力を分析する①

現実として参議選挙の比例代表の得票数をみると、

公明党共産党は勿論のこと

社民党、生活の党、こころ、支持政党なしにさえ勝てない。

 

幸福実現党の組織力は諸派扱いされる泡沫政党レベルなのだろう?

政治資金収支報告書を元に幸福実現党の組織力を分析したい。

 

幸福実現党|選挙    |得票数    |党員数|選挙資金| 

            |選挙区|比例区|    | 支出額 |

2009年07月 第45回衆院  106万 | 46万|1万3千| 102億 |

2010年07月 第22回参院    29万 | 23万|1万2千 |  20億 |

2011年   選挙なし           |1万   |    |

2012年11月 第46回衆院    10万 | 21万|1万千  |  23億 |
2013年   第23回参院    60万 | 19万|1万5千  |    |

2014年11月 第47回衆院   - | 26万|1万2千  |  17億 |

2015年   選挙なし          |1万6千  | 15億 |

2016年07月 第24回参院    37万 | 36万|            |    |

 

○2009年 第45回衆院選

幸福実現党の立党。小選挙区288人、比例代表49人の合計337人の候補者を擁立。

選挙資金は圧巻の102億円。

 

近年の選挙における選挙資金は自民党が200億前後、共産党が100億前後

民進党民主党)が50億から100億、公明党が140億前後

維新や社民や生活なんかは10億から20億がやっと。お金がない。

絶頂期の維新でさえ選挙資金が集まらず候補者の擁立に四苦八苦していた。

幸福実現党を除く諸派は選挙に億という資金をかける体力すらない。

 

この「幸福実現党の資金力」については別に分析したい。

 

○2010年 第22回参院選

比例区の得票数23万は、前回選挙の46万から半減した。

 

実は前回選挙から大きな戦略の転換があった。

当初、全都道府県の選挙区と比例区への候補者の擁立を予定していた。

資金的には100億規模の政治資金を動かすことは可能だった。

前選挙に続き大川総裁幸福の科学の創始者)が陣頭に立つなどすれば、

幸福の科学が動けば議席の1つや2つは簡単に取れただろう。

 

だからってどうなるの?

ちょっと「目立つ」ことはできるかもしれない。それだけだ。

幸福実現党の目的(政策)は宗教立国の実現である。(『幸福実現党宣言』を参照)

そのためには憲法改正が大前提になる。

幸福実現党員以外からは馬鹿げていると思われるかもしれないが、

幸福実現党は心から本気で「この国を変えたい」と考えている。

そのためには目先の議席ではなく、長期的な視点に立った政党運営を目指した。

 

選挙の前に旧改革クラブ大江康弘が入党し参議院で1議席を獲得している。

議員が誕生したのだ。

・それで世間の目が大きく変わっただろうか? 

・信者は心から喜んだだろうか?

幸福実現党が大江氏をヘッドハンティングしたわけではない。

幸福実現党が豊富な資金力を背景にヘッドハンティングを行えば、

カネに目がくらむ国会議員が数人はいるだろう。

そんな方法で「この国を幸せにできるのだろうか?」

できやしない。

 

幸福実現党は別に共産党公明党民進党民主党になりたいわけではない。

他の政党とは次元の違う大きな志がある。

憲法を変えるだけなら、自民党のように選挙で憲法を争点にしなければ良い。

安部首相は憲法改正を「歴史的使命」と位置付けているが、

歴史に名を刻みたいという浅ましい個人の欲から発せられる憲法改正によって

国民の多数は幸せになるはずがない。日本が「普通の国」になるだけだ。

 

幸福の科学の目的(政策)は、選挙で勝つ為のものではない。

選挙で勝つだけなら他にも方法(違った政策)があるのはわかっている。

国防・外交、経済成長、教育改革、社会保障、宗教立国・国家ビジョン

もし幸福の科学憲法改正は実現すれば「地球史的革命」となるだろう。

 

話が膨れてしまったが、幸福実現党の組織力の分析について話を戻そう。

分析途中で申し訳ないが、300万人は超える信者の数

熱心な信者の方だけでも全国に3万人は少なくともいるという推測は、

選挙によって万単位で軽く増減する。

そして、その気になれば100億を超える選挙資金を簡単に動かせる。

党員数だけで幸福実現党の組織力を推測する無意味さを分かってもらえただろうか?

 

幸福実現党の組織力を持ってすれば数名の国会議員を生み出すだけなら容易い。

ただし、幸福実現党の母体は宗教団体「幸福の科学」である。

幸福実現党の組織力は良くも悪くも、幸福の科学に大きく依存している。

 

ただ幸福の科学は宗教団体で「宗教的使命」が存在する

幸福実現党幸福の科学のプロジェクトの一つに過ぎず、

そのプロジェクトに幸福の科学という教団が全てを捧げることはないし、できない。

 

だいたい。熱心な信者にしろ、普通の信者にしろ、その生活がある。

ひとりひとりの生活、仕事、家庭、勉強、信仰がある。当たり前だ。

全ての信者が、その人生の全てを、たった一つの宗教活動(選挙活動)に捧げる。

普通に考えて無理に決まってる。

 

あまりにも世間的に考えて非常識ともいえる活動を行う一部の信者を取り上げて

全体に当てはめようとするから無理が生じるのだ。

 

その無理によって幸福実現党の組織力は誤解を受け過小評価されている。

まあ信者全員が選挙活動をしているというのが過大評価かもしれない。